毎月お金が足りないあなたもお金を増やせる!~知っておくべき出費の3類型

毎月毎月お金が足りない!

月末にはいつも通帳とにらめっこ!

どうしたらもっと収入を増やせるんだろう?

副業かダブルワークでもしようか…。

賢いお金の使い方、やりくり上手になる方法、節約術 etc.。お金を効率的に使うための情報はたくさんあるけど・・・。

そんなあなたの悩み、お金を使うときに「投資」の視点が欠けていたからかもしれません。

使えば使うほどお金が増える!

今回はそういうお話をしようと思います。

なにも胡散臭い詐欺的商法への勧誘ばなしではありませんよ。

あくまで理論上のお話です。

でもこの記事を読めば、あなたもお金の使い方のコツがわかると思います。

◆出費には3つの類型がある

あなたはお金を支払うとき、何かと交換するためにお金を使いますよね。
交換して得たものの価値の多寡により、出費は次の3つの類型にわけて考えることができます。

①支払った額以下の価値しか得られない場合
②支払った額と同価値のものを得る場合
③支払った額以上の価値を得る場合

これをこの稿では、それぞれ

①浪費

②消費

③投資

と表現します。

以上を図示するとこうなります↓

・浪費 ⇒ (買ったものの価値)<(支払った額)
・消費 ⇒ (買ったものの価値)=(支払った額)
・投資 ⇒ (買ったものの価値)>(支払った額)

ファイナンシャルアカデミー代表の
泉正人氏の著作で知りました。

「浪費」は、それほど必要でないのに、ポイント10倍デーだから多めに買ってしまう…とか、良いことは一つもないのにタバコがやめられない(←ぼくのこと)とか、途中で学習するのをやめてしまった英語教材…などにお金を使うことです。

同じ英語教材でも、完璧にマスターしてそのおかげで収入が上がった…みたいな使い方になれば、それは「投資」になります。

「消費」は衣食住関連など生きていくうえで必要なものを、適正価格で購入するなどが典型例でしょうか。

「浪費」「消費」「投資」の中で、「投資」はお金(or 価値)が増えていくのが特徴です。

であれば、「投資」に最大限お金を使うと、どんどんお金が増えていくことになります。

ですからあなたはお金を支払って買い物をするとき、「これは、投資の類型にあてはまる買い物かな?」と考えて、「投資」に最大限お金を使うようにすれば、どんどん豊かになっていくはずです。

ふだんから(買ったものの価値)>(支払った額)を意識して生活すればいいのです。

簡単なことです。

お金を使えば減る、と考えるのは「浪費」と「消費」の類型しか頭に浮かんでこない人です。

一方お金は使って増やす、と考えるのは「投資」の類型を想起することができる人です。

お金持ちがお金に困らないのは、実はふだんからこういう思考で生活する習慣を身に付けているからなんです。

◆「投資」の本質とは「将来の為に行動を起こすこと」

投資というと、「損する」「危険」というイメージがついてまわります。

たしかに投資にはリスクが伴います。

でもリスクを負うからこそ、リターンが得られるのです。

「地道に働いてお金を得るのがまっとうな人間だ。投資は賭け事だから、まじめではない。」と考えて、あなたは「投資」を避けるべきものと思っているかもしれません。

実は、以前のぼくがそうでした。

でもそんなことまったくありません。

それは「投資」に対する勘違いからおこる誤解です。

「投資」の本質とは「将来の為に行動を起こすこと」なんです。

自分の将来に備えるための手段と考えてください。

目先の利益しか捉えていない、投機やギャンブルとは違います。

高い学費を払って学校に通い、知識や技術を身に付けるのは広い意味で「投資」と呼べます。

「自己投資」という言葉を聞きませんか?

自己投資は最もローリスクでハイリターンを得られる投資であることは、多くの人が指摘しているところです。

また例えば、ダイエットグッズを買って見事シェイプアップに成功すれば良い「投資」をしたことになります。しかしダイエットを途中でやめてしまえば、それは結果的に「浪費」となってしまいます。

「思った以上にいいサービスの店だった!」とか、「買って損した!」なんて思うこと、あなたも経験あるでしょう?

「浪費」「消費」「投資」の境目は、実は実生活においては案外あやふやなものです。

それにリスクの問題にしても、人生リスクなし…なんてことありませんよ!

家の中でくつろいでいただけで、隕石に当たって死んだ人もいるくらいです。

良いと思って入社した会社が、いざ働いてみると自分に合っていなかったとか、よくあることです。

1つに会社に収入を頼るのはリスクであるとして、投資信託などの副収入を考えるのは決して悪い事ではありません。

重要なのはリスクと向き合って、リスクを克服する方法を考えることです。

そのためには「投資」をするという観点が、有効な手段として必ず必要となります。

◆「節約」について

よく賢いお金の使い方として「節約」に焦点を当てる見方があります。
たしかに生活する上で、必要となる経費は少ないに越したことはありません。
つまり「節約」は、「消費」を最小限にする手段としては極めて有効です。
でも、「節約」ではお金が増えませんし、なにより自己にとって有益な出会いのチャンスを
自ら潰してしまうことになりかねません。人生の選択肢を狭め、将来への可能性を閉ざしてしまう恐れがあります。

ぼくは不動産投資を学ぶために、初めに結構な額の投資をしました。今はその不動産から投資額を上回る利益を上げて、もうすでに回収済みです。
なによりも、そこで得た経験のおかげで、将来への新しい展望を見出すことができました。
初期投資のお金を出し渋っていたら、不動産投資を通じて知り合った素晴らしい人たちとの
出会いもなかったことでしょう。

「節約」は「投資」をすることから得られる恩恵を、狭めてしまう弊害があります。

極度に「節約」に気を取られ過ぎる生活習慣は、ぼくはあまりお勧めしません。

◆まとめ

お金を使う場合、「浪費」「消費」「投資」の3つの類型に必ずあてはまります。

「浪費」をなくすことは可能ですが、「消費」をゼロにすることはできません。

生きていくうえで消費を伴うのは、生物の宿命です。

ですが、できるだけ「投資」の類型にあてはまるお金の使い方を心掛けることはできます。

リスクへの注意は必要ですが、自己投資などリスクがほぼゼロといえる「投資」もあります。

あなたは学んで行くうちに、どんどんリスクを克服するための知識と方法を習得して、お金を増やしていく力を身に付けて行けます。

ふだんから買い物をするときに、

「今日の夕食の食材費は消費だな」

「半額セールしてるけど、これって必要なものかな?浪費になっていないかな?」

「今まで優先順位が低いと思って手が出なかったけど、この講座もしかしたら今すぐ受けるべきものかもしれないな?」

など、考えるくせを持つことから始めましょう。

そうすれば、次第にあなたの「投資脳」は鍛えられ、どういうものにお金を使えば、自分にとって最も有利にお金が作用してくれるのか、分かるようになります。

その結果、あなたの暮らしは自然に豊かになる方向へ動き出します。

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